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2018-05

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関西ベーカリー巡り備忘録 - 2016.10.01 Sat

この夏、大阪に帰省した際にめぐってきた関西ベーカリー備忘録。
写真も撮ってきたので後日載せたいです。(新PCなのでまだ画像処理ソフトが入ってない。しかも英語版なので日本語に変える作業をソラスケパパにお願いしていて、いつになるのかわからない…)

私が自分でパンを焼くようになったのは東日本大震災がきっかけでした。
我が家のある地域では特に地震の被害はなかったものの、どういうわけかどの店からもパンを始め様々な物が消えていました。

この頃から「家(身近)にあるもので」「自分の手で」作ることの大切さを痛感して、パンを焼くことを始めた。
そこから数年。。。どんどんハマって2日に一回くらい焼くようになり、酵母がどうだ、小麦はどうだ、発酵時間はどうだ…あれこれやっているうちにそこそこ慣れてきたと思う。でも、そのうち「おいしいパン」とは何かがわからなくなってきた。「こんなパンを目指したい!」と思っても、漠然として具体的な成果につながらなくなってきた。

最近は有名ベーカリーのレシピ本がたくさん出てますがそんなの読んでも同じパンは作れるはずがない。やっぱり実際に食べてみなくちゃまったくわからない。そこでレシピ本の代わりに業界雑誌を読むようになり、国内のベーカリーをコツコツとチェックを続けて…。

今年の夏は大阪に帰省できたので、そのうちのいくつかに行くことにしました。
本当はもっと行きたい店はあったのですが、1週間の滞在期間でパンばっかり食べるわけにもいかないので相当絞り込みました。

京都…ル・プチメック
大阪…ル・シュクレ・クール
芦屋…ビゴの店本店
神戸…サ・マーシュ

ひたすらハード系のパンばっかり購入してました。  
本当は一番行きたかったのが芦屋の「ベッカライ・ビオブロート」だったのですが、長期の夏季休業中であえなく撃沈してしまいました。京都の「たま木亭」も行きたかったけど、時間も限られ場所がよくないので却下。


■ル・プチメック (京都:今出川大宮)

テイクアウト…
 ・バゲット 
 ・ゆずと栗のセーグル 
 ・オレンジとくるみ、いちじくのセーグル 
 ・チャバタ

ひさしぶりすぎる京都歩き。学生時代にさんざん遊んだはずなのに、ここのお店を知らなかったなんて…。
ココラとソラスケ、ユキジとでかけたのですが、お昼前に到着してここでランチしました。サンドイッチとか、フレンチトーストとか。食べた瞬間みんなで「おおっ!」と言ってしまうほどの風味のこだわりよう。異国的。ケイパーとかオリーブとか、イカ墨とか。。。ソラスケはこの店が一番気に入ったそうです。ココラがどうしてもチョコレートの入ったパンが食べたいというので1つだけ買ったのですが、他のパンでお腹がいっぱいなのに彼女はパクパク食べてしまった。どうして?と不思議に思って一口もらってみると、中のチョコレートがめっちゃおいしい。。。パン生地の味と合っていて、もっと食べたいと思わせる味。そのへんのチョコレート入りパンとは比較にならなかった。(この店が近所になくてほんとによかった。。。)

とにかく日本的な味ではなくて、フランスの味なんだろうなという印象を受けた。チャバタとバゲットは普通でしたが。日本人に慣れた味にしようという媚びたところがない。ここで提供される味に「こんな味もあるのか!」と引きずり込まれてしまう。ゆずと栗のセーグルも、どこか異国的なおいしさ。ゆずは砂糖漬けでもなく、乾燥でもなく、すごく細かいのがところどころ練りこまれているだけなんだけど、どうしてここまで豊かな風味が出るんだろうとすごく不思議になって、下品にもかなりほじくって観察してしまった。なんでだろう?謎だわー。

この他にも、御池にお店があり、東京にも出店している模様。本店のここは小さいながらもひっきりなしにお客さんがやってきて、愛されているお店なんだな~というのがよくわかりました。


■ル・シュクレ・クール (大阪:中之島)

テイクアウト…
・パン・グロ・ラミジャン
・エグゾティック(スパイス、トロピカルドライフルーツ、ナッツが贅沢に入っている)
・パン・オ・フィグ(いちじくのパン)
・シャバタ

全国でもものすごく有名なお店らしくてずっと気になっていたのですが、行きにくい場所…。と思っていたら、最近移転したとのこと。調べてみるとなんと大阪のおじいちゃんが勤めてる会社のビルの1階だった!!これは行かねば。それにしても、ベッドタウンからいきなりバリバリのビジネス街に移転したもんだ。。。
おばあちゃんの情報(関西のテレビ)では、連日長時間並ばないと買えないほどの人気だと聞いていたのに、おじいちゃん曰く「え~??いっつも通るけど並んでるの見たことないで。」 毎日見てる人の言うことの方が正しいだろうと思って土曜日に行ってみたら、当然ビジネス街は人がほとんどいない状態。しかし…シュクレの周りは人だらけ!!!こんな休日やのにどれだけ人気あるねん!しっかり並ばされました。おじいちゃんは別の店を見てたんじゃないかな???謎は深まるばかり。

店の厨房がガラス張りになっていたのですが、中にはメガネの長身の男性が作業しながら真剣な目でお店の様子をチェックしてました。これがあの岩永シェフか…。

とにかく洗練された都会的かつナチュラルなお店でした。フランスやイタリアにあってもおかしくない感じ。ここに来てたお客さんたちはベタな大阪的雰囲気がない人が多いように見受けられました。なんか東京にいるような気分だった。

最も印象に残ったのは、パン・グロ・ラミジャンでした。ガラスケースの中に、大人の頭より大きなやたらでっかいカンパーニュがあるなぁと思って、切ったものを注文した。外側は焦げてるのかと思うほどしっかりこんがり焼けて香ばしい香りがするのに、切り口が水分を含んでツヤツヤ光っている。食べてみると、クラストも固くなくてクラムはパサパサ感がほとんどなくてしっとりしていて口の中で溶けていく感じ。これはいくらでも食べられそう。なんだこれは、初めての食感でした。加水率は一体何%なの??どんな焼き方してるの??と不思議になってしまった。。これは素人には真似できないわ。


■ベッカライ ビオブロート→長期間の夏休み中にて、撃沈!!

大阪から神戸方面にかけては、阪急、JR、阪神と3本電車が出ているのですが、最も山の手が阪急、真ん中がJR、海の手が阪神です。ビゴ本店はJR付近、ビオブロートは阪神付近だったのですが、おんなじ芦屋なのに炎天下すごく長距離歩いたような気がした…(涙) それでいて、やっとついたと思ったら夏季休業!!!!う~ん、松崎さんの「ベッカライ・ビオブロートのパン」を読んで生き方に共感して絶対行こう!と思っていただけにショックが大きかった…。
でも、休む時はしっかり休んで、いい仕事してほしいと思う。いつか行ける機会を待つか、それともお取り寄せするか…。


■ビゴの店 本店 (芦屋)

テイクアウト…
・プチ・バゲット 
・コンプレ
・カンパーニュ・フィグ
・セーグル・ノア・レザン

私は、ここのお店が一番よかったと思う。自分がお手本にしたいパンはきっとこんな感じなんじゃないかな。

お店も年季の入った感じで、すっかり「地元のパン屋さん」として芦屋に定着し、愛されてる感じを受けました。お客さんはみんな当たり前、という慣れた感じで好みのパンをさっさと選んで買ってゆく。私はというと、一番安心してゆったりパン選びを楽しめた。(どんなにおいしくても、シュクレみたいに混みすぎてるのはダメだ…)

買ったパンは、どれも食べた瞬間「おっ!!」というような奇をてらった感じはありませんでした。一口食べて「ふ~ん…」と思いながらモグモグやってると、また一口食べていて、また一口…という感じ。気が付くとその素朴なおいしさ、深い風味に引き込まれている。食べ終えても「まだ食べたいなぁ」と感じ、1週間たっても「またビゴさんの店行きたいなぁ」と思い、いまだに行きたいなぁとしみじみ思ってる、そんなパン。この店の近所に住んでいたら、自分でわざわざパン焼かなくなると思った。

失礼すぎて恥ずかしい話ですが、バゲットを一口食べた時に「これって普通のフランスパンの味…」と思ってしまった。いやいや、そうではなくて、ビゴさんが日本中に広めたんですってば。。。(フランスパンを日本に広めた功績でレジオン・ドヌール勲章をもらっている方。) 巷のフランスパンとまったく違うのは、食べた後いつまでもその風味が口の中に残っていて、どんどん食べたくなるということ。あとを引くおいしさ。ちょうどよい加減の塩気。しかも、数日たってもおいしく食べられます。焼き戻ししなくてもおいしくいただいてしまった…!無添加なのにすごいなこれは。巷のパンは、香料を使っているのか何なのか、風味らしきものは最初だけ、という偽物めいたのが多いということに気がつきました。


余談ですが、芦屋という街は面白い。
歩いていると、マンションの1階とか住宅街の中とか、おしゃれでかわいいスイーツのお店をよく目にする。チョコレートのお店だったり、デコレーションカップケーキのお店だったり。見つけるたびにソラスケが「かわいい~」と引っかかってしまう。結局買わなかったけど。阪神電車~JRにかけてこれだけ目にするのだから、山の手阪急界隈はもっといろんなお店があるんだろう。秋とか春だったら、神戸行かずに芦屋を歩いて探検したかもしれない。もしもここに住んでたら誘惑に負けて菜食もやめてスイーツ三昧、ブタになってるな。


■サ・マーシュ(神戸:山本通)

テイクアウト…
・米粉の食パン
・ライ麦レーズンパン
・プチカンパーニュ
・クミン入りパン
・はるゆたかバゲット

神戸三ノ宮と言えば、「ブーランジェリー・コム・シノワ」が有名なのですが、ここの西川功晃シェフが独立して作ったのがこのお店だそうです。電車を降りて山の手にある神戸異人館に行く途中にある。まぁ~ソラスケの機嫌が悪い悪い…。炎天下、三ノ宮駅界隈の汚さと言ったら。。。ゴミが散乱して臭いわ人は多いわ。とりあえずお昼時だったので、トアウエストにあるオーガニックレストランでランチを済ませ、ソラスケ一押しのボタン、ビーズ、レース屋さんをひととおりめぐって、パン屋を目指す。

阪神大震災でぺしゃんこになった生田神社は、今ではポケモンGOのスポットになっているようで、こんな暑いのに座り込む若者だらけ。しかし生田神社を抜けて中山手通あたりにくると、あまりの炎天下で人がほとんどいなくなり、見かけるのは近くのムスリムモスクへ行くであろう外国人くらい。これだけ暑いとパン買いにくる人もいないよなぁ。。。と思っていたら、人の流れが突然出てきた。おおっ、サ・マーシュからどんどん人が出てきている。中に入ってみると、めっちゃ並んでる!これだけ暑いのによく歩いて買いにくるもんだわ…(私もだけど)。ナチュラルで温かい感じの雰囲気のいいお店でした。

たくさんのお客でごった返す中、西川シェフの奥様が、試食でとうもろこしの粒の入ったパンを配っておられました。ふわふわで、とうもろこしが甘くておいしかった。

お店のスタイルは面白いもので、壁面の棚に実にたくさんの種類のパンがおしゃれに並んでいて、店員さんと話をしながら好みのパンをとってもらうということ。おしゃべり好きの自分にとってはいいなあと思えたのですが、このスタイルが嫌いな人は嫌いなんだろうなーと思った。パンは自分で取りたいとか、店員と話すのがおっくうだとか、商品や値段が遠くて見えづらいとか。私が話した店員さんは、おそらく奥でパンも焼いてるであろう若いお兄さんでした。汗をかきながらニコニコして一生懸命パンの説明をしてくれる姿が好印象でした。ライ麦入りでおすすめはどれですかとか、バゲットはどんな種類がありますかとか、米粉のパンがあるんですってねとか、色々話をさせてもらった。お客さんがもっと少なければ、もっと長居してしまったと思います(笑)どうやらこのお店は、パンそのものの味を大切にしつつもどんどん新しいパンを提供していこうとしてるんだなと感じました。米粉だとか、漬物入りとか、くぎ煮(兵庫名物)入りとか…挑戦心のようなものが垣間見えた。

さて、パンのことですが、、、
全体的にチョイスが悪かったのかな?
はるゆたかのバゲットはすぐに固くなって食べづらく、翌日にはバットのようにカッチカチになって霧吹いて焼き戻ししてもあまり変わらず、がっかり。。。風味を味わうどころではなかった。国産小麦だから???謎です。クミン入りのパンは、単に生地にクミンを混ぜたシンプルなパンで総菜パンでも菓子パンでもなかったため、変な味がする、とおちびたちからの評判が悪かった。クミンはうちでもよく使うのに。まぁ確かにこれだけだとつらいかも。。。インドカレーでもつけて食べたらおいしく食べられたかな? そしてライ麦レーズンパンは、そのどっしりさに驚きましたが、意外とレーズンが甘くない。もっと甘いほうがうちの家族にはいいかな。米粉食パンはもちもちで風味もよくて、翌日以降ももちもち柔らかくおいしく食べられました。カンパーニュは普通だったかな。ビゴさんの後だからね…。
とにかく種類がたくさんあったので、もっといろんなパンを試してみたい。面白そうなお店ではありました。

余談。
帰りはソラスケがどうしてもあの汚い三ノ宮駅には行きたくないというので、JR神戸から大阪に向かうことにしました。気分転換にハーバーランドでも行って海を見よう!と意気込んで行ったら、あのあたりの商業施設には中国人観光客がいっぱいで…。今度はものすごい人混みに疲れてしまった。おかげでソラスケは神戸が大嫌いになってしまい、「もう神戸なんて行かない!京都がいい!」とすねてしまいました。ごめんねソラスケ(涙) わざわざ遠いJR神戸目指さずに、旧居留地でも歩いて雑貨屋めぐって、おとなしく元町駅から帰ればよかった。



で、総括。

・プチメック…私が学生時代にこの店を知ってれば、たまーに友人の家に遊びに行くときにお土産として買っていく感じ。
・ル・シュクレ…もし中之島付近で勤務してれば、月1くらいなら行ってもいいかな。。。それ以外は行かない。混みすぎ。
・ビゴの店…こんなパンを作れたらなぁと素直に思った。
・サ・マーシュ…近所にあったら週1くらいで通いたい。お店の人と仲良くなって新しいおいしいパンを勧めてほしい。


行きたい店はまだまだあったのですが、有名どころは押さえられたからまあよかったかなあ。

大阪に帰省からこっち、かけ継いで使ってきた元種を処分したのでパン作りはお休みしてます。でも、作り方、材料などすべて一から考え直しています。ベーカリーめぐりは自分にとって、とてもいい勉強になりました。それぞれのお店が真摯に仕事をしてるのがひしひしと感じられ、パン作りに限らず自分の人生そのものもネジをしめなおしてもっと元気に頑張ろう!と、いい刺激を受けることができました。本当にありがたい体験でした。


それから、毎回出かけるたびにおちびたち数人をみてくれた大阪のおじいちゃんおばあちゃん。とりわけ家事一切やってくれたおばあちゃん。本当にありがとうございました!
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プロフィール

うちゅう

Author:うちゅう
こんにちは!うちゅうです♪5人のおちびのママです。
自分から最も遠いものと思っていた専業主婦となり、長女の出産を機に「今できること(食・衣・住:家事全般)を真剣に突き詰めてみよう、足下から地球と未来の子どもたちに優しい行動をしていこう」と日々奮闘中です。もともとがいい加減でおおざっぱな人間なので、丁寧に、でも自分らしさを見失わずに生きていきたいです。
台所に立つと背筋が伸び、編み針を持つと脳内にα波が流れ、古着を見ると創作意欲に燃えます。

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