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算数に興味を持つために - 2016.12.02 Fri


先日、小学校の個人懇談がありました。
同じ日に三連発でかなり疲れました…。
(ソラスケ5年、セイタロ2年、ココラ1年です。)

我が家ではみんな相当のほほんと過ごしているためにそれぞれ担任の先生方に言われたことは多々あるのですが、学習面についてはココラとソラスケの算数嫌いが目立ちました。特に、高学年になってくると学力テストのようなものも実施されて、ソラスケ含む算数の結果が思わしくなかった生徒たちは放課後に先生に勉強を見てもらっています。先生曰く、まじめに取り組んでいてその時は理解できるのだけど、似たパターンの別の問題になるとつまづいてしまう。やり方を覚えてその通りにやればいいだけなんだけど、応用できずに1回1回まともに考え込んでしまう。先生の方も、どう教えたらいいか悩んでいるけど、これからも学んだことが定着するように取り組んでいきますとのことでした。

さて、こういうことを言われたからといって「ソラスケ勉強しなさーい!」とやかましく言いたくはない。

ソラスケと同じ5年生から近所の学習塾に通いつめ、プリントにテストに宿題の繰り返しで成績を上げることに躍起になっていた私自身が、そんなことは長期的に見てあまり意味がないということはとてもよくわかってます。同じようなパターンを何回もやることでできるようになって得られるスキルとは、事務処理能力みたいなものだけじゃないかと思う。

ソラスケに聞いてみました。

「算数がいやだなぁと思うのって、どうして?」
「むずかしいから。」
「どうして難しいと思うの?」
「先生の言ってることがわからない。ぜんぜん楽しくない。」

先生の授業の中では、かつての教え子の話などがよく出てくるそうです。あの子は分数が不得意だったけど、こういう勉強をしたら得意になったよとかそういう類の話。でも、つまらなくてぜんぜん自分には参考にならないとのこと。いつでも眠いらしい。

「どういう教え方だったら楽しいの?」
「たとえばね、図工を教えてくれる○○先生とか、理科を教えてくれる△△先生とかは、『こうするとおもしろいよ!』『この勉強はこんなにおもしろいんだよ!』とかそういう話をしてくれるから楽しい。」

なるほど。教える側が心から楽しさをわかってほしいと思っているかどうかはとても大切なんだなー。
私もソラスケが低学年の頃は横で宿題を見たりしていたのですが、学年があがるにつれて自分でやれるだろうと放っておいた部分がありました。その間にすっかり『算数はつまらないもの、与えられたことをやるだけのもの』に変わってしまっていました。

私もあらためて考えてみた。

算数ってどうして勉強しなくちゃいけないんだろう?
そもそも算数とか数ってなんだろう?
数学とどう違うんだろう?

そもそも何なの?ということがわからないと興味は持てないと感じました。
算数とは、四則演算とか単位、面積など計算してきちんと答えを出すことが重要。生きる上で必要な、生活にまつわる計算。だったら、やはり実生活に結びつかない教え方はよろしくない。1リットルのガソリンで○km走る車と△km走る車…なんて問題はソラスケにとっては実感がわかない。車運転するわけじゃないので。土地の面積が○平方メートルとか、水の体積が○キロリットルとか、それだけ言われても興味が持てない。(せめてキャベツ畑だとか、温泉だとか、もう少し身近になれば…笑)

たとえば彼女が最近習っている分数はどういうシーンで使う?平均の計算はどういうシーンだとピンとくる?何のためにこんな計算をする?さらにココラが習っている「1+0」は「0は無いっていうことなのに、どうして足せるの?」なんて質問が来たらどう答えるかなぁ…?

恥ずかしながら、私もわからないことだらけなのです。
わからないのに、小さなころからこれはこうやって解くんだと説明されてそれを鵜呑みにして、何の疑問も持たずにうまいことやり過ごしてきた。私の通った学習塾では、成績が悪かった生徒ほど前の席に座らされ、よかった生徒は教室のはるか後ろの方で涼しい顔をしていました。塾の入り口付近には大々的に墨で書かれた成績優良者の順位と科目別点数の詳細が張り出されます。私にとってはテストの点数がよければすべてオッケーだったのです。点数が悪いことは恐ろしいこと、恥ずかしいこと。前はいい点数取ったのに、今回は悪くなって席が前の方に移動し、別の生徒に「あいつ下がったな」なんて陰で言われる…。今思えば「だから何」という話です。生徒の人格形成にとって悪影響この上ないシステムだと思う。

よく考えてみれば、パターンを当てはめて解くということが苦手なソラスケこそ素晴らしいと思います。納得いかないと前に進まないということなんだから。ならば、納得がいけばその理解は誰よりも確かなものになるに違いない。やたらと物事を鵜呑みにしないということはとても大事なことだと思う。

 何の疑問も持たずにやり方を受け入れ、それを繰り返し解いて成績が上がれば上がるほど…
 自分の頭で本質的なことを考え抜くという能力は衰えていく。
 結果、長いものに巻かれる奴隷のような人生になってしまう。

こういう反比例の結果になることを、私は大学に入ってからはっきりと気が付きました。早かったのか遅かったのか。
まぁ、おちびたちのためにはこれでよかったのかも。

懇談のことがきっかけになって、私も算数を本当の意味で一緒に勉強しなおそうと思いました。

そもそも数とか数を数えるってどういうことなのか、調べてみた。

上野富美雄さんの『算数が大好きになる事典』というのがとても面白くて、まだ数字を知らなかった昔の人が、どうやってものの数を把握したかとか、数を記録するのにどうしていたかとか、そういうのを知るとウキウキしてソラスケに話したくなった。

「まだ数え方を知らなかった島国で、ある人が家来30人が全員集まったかどうかどういうやり方をして調べたと思う?」
「う~ん、指を使った」
「指だけじゃ足りなくない?」
「そのへんの石を使った?石と家来を1つずつ並べたとか…」
「おっ、かなり正解に近い!石を家来一人一人に渡して、これを集めて取っておいて、また集まった時に一人一人に渡すんだね。石が余らないで全部渡せたら、全員集まったことになるね。」
「やったー!!ソラスケの考えたことかなり近いよー!!」

またある時はローマ数字の成り立ちについて。
CMで見るようなゲームのロゴや時計なんかでよく見る記号の意味がわかった時は、親子でスッキリしました。
1,2,3までならすぐにわかるけど、5はVで表し、10はXで表す。文字の位置によって、足したり引いたりする。これで時計が読めました(笑) 次はアラビア数字や漢字の数字の成り立ちの話をしようね、ということになった。

質問されたことを自分で考えて正解できた時や、今まで知らなかった身近なことを知った時のソラスケの表情はとても明るかった。そうか、、、そういうことが勉強するっていうことなんだよね。じっと子どもの横にはりついて、ひたすら問題ばかり解かせるような親にはなりたくない。そういう塾もいらない。

短期的に成績をあげたいなら学習塾もよいのかもしれませんが、依存しすぎた場合長期的に見ると人生のどこかで行き詰まる気がします。答えがない、パターンが当てはまらないような事態に遭遇した時。人間力が試されるような時。

親としては、子どもを塾に入れてしまえば学校でわかっていないところを家で教えなくてもいいから楽ではあります。でも、どうも「お金で子育てを塾にお任せしている」という感がぬぐえないのです。これは自分の経験から感じた事なのですが。塾で過ごす時間が増えれば増えるほど親との関わりが薄くなってきます。そのうち成績のこと以外はあまり話さなくなる。家はご飯を食べて寝る場所になる。

私は、いまだに学習塾の後遺症に苦しんでいます。
浮世から抜けたいともがく一方、浮世の価値観に縛られたままじゃないかと気づくことがたびたびあります。
子どもたちと一緒に勉強しなおすことは、子どもたちのためでもあり、自分のリハビリのためでもあるような…(笑)
ゆったりと楽しみながら続けていこうと思います。


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うちゅう

Author:うちゅう
こんにちは!うちゅうです♪5人のおちびのママです。
自分から最も遠いものと思っていた専業主婦となり、長女の出産を機に「今できること(食・衣・住:家事全般)を真剣に突き詰めてみよう、足下から地球と未来の子どもたちに優しい行動をしていこう」と日々奮闘中です。もともとがいい加減でおおざっぱな人間なので、丁寧に、でも自分らしさを見失わずに生きていきたいです。
台所に立つと背筋が伸び、編み針を持つと脳内にα波が流れ、古着を見ると創作意欲に燃えます。

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